大手メーカーじゃないけどスゴい。「家電芸人」水田信二が選んだ“隠れ優秀家電”とは？

　2025年5月28日放送のテレビ東京系『何を隠そう…ソレが！』では、家電を愛しすぎた男・元お笑いコンビ和牛の水田信二が、『日本人の9割が知らないニッチ家電』を紹介した。大手ブランドに目が行きがちな家電選びだが、実は大手メーカー以外にも、技術とこだわりが詰まった優れたメーカーは存在している。この記事では、夏にぴったりなかき氷器とこだわりの全自動コーヒーメーカーの、2製品をピックアップした。

職人の技が家庭で味わえる『電動ふわふわとろ雪スティックかき氷器』

　“ふわふわのかき氷”は、SNSでもたびたび話題になる夏の人気スイーツ。そんなトレンド感のある食感を、自宅でも手軽に楽しめるのがドウシシャの『電動ふわふわとろ雪スティックかき氷器』だ。綿のようにやわらかいかき氷が作れるのがポイントで、氷の粗さも調整できる。水田が番組内で実演したときも、そのふわふわなやわらかさにスタジオの注目が集まっていた。

　ドウシシャはこれまでに200種類以上の家庭用かき氷器を販売しており、シリーズ累計で100万個以上売れているヒット商品。かき氷人気店に出向いて氷の温度を計測するなど、地道な研究を重ねてきた。大手メーカーには真似できないような努力とこだわりが詰まっている。

　この製品のもう一つの魅力は、凍らせたフルーツを使ってシャーベットのようなデザートが楽しめる点。例えばジュースの上や冷製パスタの上にフルーツをトッピングするなど、活用の仕方もさまざまだ。さらに縦長なコンパクトサイズなため、収納場所を取らないのも嬉しいポイント。これからの暑い夏、スイーツ作りで大活躍してくれるはずだ。

コーヒー界の神様が監修『全自動コーヒーメーカー』

　水田が、かき氷器と並んでおすすめしていたもうひとつのニッチ家電がTWINBIRDの『全自動コーヒーメーカー』だ。

　この製品を監修したのは、『カフェ・バッハ』の店主・田口護。田口氏は「コーヒー界の神様」とも呼ばれるレジェンド的な存在で、2000年に開催された沖縄サミットでは、各国の首脳に向けて、田口氏が焙煎した豆を使ったコーヒーが提供されたというエピソードもある。

　そんな田口氏のコーヒーを家庭で再現し、世界一おいしいコーヒーメーカーを目指してTWINBIRDが開発したのがこのアイテム。豆の挽き方から田口氏のハンドドリップまでを再現し、細かな調整を重ね、完成までに3年をかけた。

　番組で実際に試飲したみちょぱ（池田美優）も「飲みやすい」「香りがすごい」と感想を述べ、スタジオでも好評だった。普段はコーヒーを飲まないという水田の母も「これなら飲める」と話しているという。香りを楽しみながら、こだわりのコーヒーを自宅で手軽に味わえる一台だ。

　今回の番組で取り上げられた家電は、大手メーカーには手が届かないニーズに応えるアイテム。大手メーカーの製品には安心感があるけれど、無名メーカーの家電には独自の工夫や視点が詰まっている。こうした家電に出会うことで、生活が今より楽しく、そして美味しくなるかもしれない。